東京都知事登録旅行業 第3-3849号 日本旅行業協会正会員 TEL:03-5826-8394
赤道直下のガラパゴス諸島は大海原をステージに、自然が織りなすハーモニーが訪れる人々を満足させてくれるすばらしい島々です。南アメリカにある赤道直下の国、エクアドル共和国の国立公園がガラパゴスで、太平洋上に浮かぶ大小の島々と岩礁で成り立っています。 名前のついている大小の島と岩礁が合計234確認されていて、島々ではガラパゴスでしか見られない動物たちがはるか遠い時代から独自の進化を続けながら今もなお生きづいています。
ガラパゴス旅行は出かける前に現地事情を正確に把握してから行かれることをお勧めいたします。
旅行方法は現地で参加するツアーや添乗員付きのツアーを利用するなど自由自在で、個人旅行でも団体旅行でも多様なニーズに応える方法があります。私どもは1978年からオペレーションを始めたガラパゴス旅行のパイオニアとしてガラパゴスに抱いておられる皆様の夢を実現するお手配をしています。
エクアドルの首都キト市とガラパゴスのサンタクルス島に私共が代理店を勤めるサウスアメリカンツアーズグループのオフィスがありますので、安心してご旅行をお任せください! |
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ガラパゴス諸島を巡るクルーズ船は総数で82隻が登録されています。内訳は、100名定員が最大で80名定員までの大型船が5隻、20名~50名定員の中型船が13隻、20名定員以下の小型船が58隻で、それぞれの船が異なるスケジュールで諸島内を定期運航しています。定期船以外に宿泊設備の無い小型船がデイリーツアー用のプログラムで不定期運航もしています。 スケジュールが各船により異なる他、キャビンの広さや部屋の設備、公共スペース、サービスなどに差があり、料金も異なります。プログラムにより上陸地が異なるので見られる動物も違いがある点や予算と旅行計画に合わせてクルーズを選びガラパゴス旅行を楽しみましょう。 当社では個人旅行でもグループ旅行でもご要望に併せたお手配・ご予約を承ります。個人旅行でも安心してご旅行が楽しめるように、当社ではお客様のおひとりずつにご一緒してご案内する気持ちで作成致しましたオリジナル・ガイドブック「エクアドル観光案内」「ガラパゴス・クルーズ乗船案内」「ガラパゴス旅行案内(上陸地ガイドマップ・イラスト入り動物・植物リスト付き)」の各冊子をご利用戴く皆様に差し上げます。(但し、日本に居住する方を基準にしていますので、国外居住の方にはPDFファイル等によるご提供で対応させて戴きます)
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ガラパゴス諸島には名前の付いている大小の島は合計123島あります。
空港のあるバルトラ島と4つの有人島の居住地の陸地の合計面積は全島のおよそ3%にあたり国立公園から除外され残りのおよそ97%の陸地が国立公園に指定されています。
人口は2015年の統計では25,244人で、居住地のある4つの島にはホテルもあるので滞在が可能です。エクアドルの最西端に位置するガラパゴスは大陸から約1000kmほど海に隔てられ赤道直下で人が暮らしている南米の町の最西端でもあります。この先は太平洋の遥か彼方まで陸地がないのでまさに絶海の孤島ともいえます。
島のホテルで過ごす滞在プランはガラパゴスの社会も見られて、短時間で複数の島の沿岸部に上陸を繰り返すクルーズとは異なる楽しみ方でもあります。滞在先の島から出発するデイツアーを利用して近隣の島の自然を楽しむこともできるので時間の許す限り複数の島を巡り、島により異なる自然を楽しんでください。島々のホテルを組み合わせたアイランドホッピング・ツアーのお手配・ご予約は自在にアートツアーが承ります。
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サンタ・クルス島: 面積986k㎡、標高864m |
諸島の中央に位置するサンタ・クルス島は2番目に大きな島で、4つの有人島の中では人口が一番多い20,302人(2020年統計)が暮らしています。経済の中心地として栄え活気のある町にはホテルも多く、宿泊しながらビジターサイトを訪れるデイツアーやデイクルーズに参加して楽しむことができます。
サンタ・クルス島の北岸にあるイタバカ桟橋から南岸のプエルト・アヨラ町までは国立公園内をおよそ42kmの縦断道路が結び車で移動します。途中のハイランド地区にはスカレシアの高木樹林に覆われた陥没孔、ロス・ヘメーロスや野生のゾウガメが見られる牧場などのビジターサイトがあります。
ガラパゴスでは自然の中に人の社会があるので、アシカやウミイグアナ、固有種の鳥は町中でも至る所で出会う事があります。町に滞在して散歩をしながらダーウィン研究所の見学を楽しんだり、国立公園内でもガイド無しで訪問できる数少ないビジターサイトのトルトゥーガベイまでは町から西へおよそ2kmのトレイルが整備されていて訪ねることができます。ビーチは1kmにも及ぶ美しい白砂で海水浴が楽しめるほか大きなウミイグアナの見学も楽しめます。
大きな島のサンタ・クルス島にはビジターサイトも多いので、クルーズ船を利用するツアーに参加すると更に楽しむ事ができるほか、定期便のスピードボートでサンタ・クルス島を中心にイサベラ島やサン・クリストバル島、フロレアナ島に行けるので、島々のホテルに泊まりながら楽しむこともできます。
バルトラ島からイタバカ海峡をフェリーで渡りプエルト・アヨラまで縦断道路を車で移動します
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サン・クリストバル島: 面積:558k㎡、標高730m |
ガラパゴス諸島の最東端に位置するサン・クリストバル島はダーウィンが諸島を訪れた際に最初に上陸した島です。島の誕生が一番古い島で、大陸から一番近い立地なので古くから人との関わりがあり、本土からの農業移住者も最初に入植しました。今でも大きなコーヒー農園や牧場があります。
サン・クリストバル島には現在ガラパゴスの県庁が置かれていて、空港も町に隣接する便利な立地ですが住民はサンタ・クルス島のおよそ半分の9,517人(2020年統計)が暮らし、農業と漁業が中心ののどかな町です。近年は観光事業の発達と共にホテルの数も増えたので宿泊しながら滞在ができます。
町は海に面していて、アシカとウミイグアナの棲むマンビーチで海水浴を楽しんだり、町に隣接して建てられた島の入植史が展示されているインタープリテーションセンターやセンターの後ろからグンカンドリが飛び交いシュノーケリングが楽しめる入り江を見下ろすティヘレータスの丘までのトレイルを楽しめます。ハイランドには島固有のゾウガメ人工繁殖センター、セロ・コロラドや諸島内でも珍しい淡水湖エル・フンコなどのビジターサイトが楽しめます。
クルーズ船を利用するデイクルーズに参加してビジターサイトを訪れたり、定期便のスピードボートでサンタ・クルス島にも行けるので、ホテルに泊まり歩きながらのプランも楽しめます。
海岸沿いのメインストリートはプロムナードになっていて町はずれにダーウィン像があります
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イサベラ島: 面積:4588k㎡、標高1707m |
一番大きなイサベラ島は諸島の西に位置する新しい島で、北端を赤道が通過する赤道直下の唯一の島です。島の南岸のほんの一角に人口3,073人(2020年統計)の小さな町があり、広大な自然の中で人の社会が共生するピュアアイランドです。農業と漁業が中心で近年は観光業の発達で民宿規模のホテルも増えました。サンタ・クルス島からスピードボートの定期便を利用してイサベラ島で滞在する事も可能です。
町の中にラグーンがあってフラミンゴを始めとする水鳥たちが繁殖しているので散歩をしながらバードウォッチングが楽しめます。町から複数のトレイルが整備されていて、別のラグーン沿いには町の隣にあるイサベラ島種のゾウガメ人工繁殖センターまで野鳥見学をしながら行けるトレイルや、町の西に伸びた海岸沿いのトレイルは自然観察をしていると人工繁殖で育ててから野生に返された若いゾウガメに出会うこともあります。イサベラ島の5つの火山の内、唯一見学ができるシエラ・ネグラ火山のクレーターまでのトレイルも楽しみの一つです。
町の対岸にあるティントレーラス島ではペンギンが繁殖していてボートツアーで楽しむことができます。
広大なイサベラ島には多くのビジターサイトがありますが、町から訪れることができる場所は限られるので、クルーズ船のプログラムを利用すると更に楽しむ事ができます。
海岸にそって佇む町はのどかで、ゆったりとした時間が漂っています
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フロレアナ島: 面積:173k㎡、標高640m |
諸島の南に位置するフロレアナ島には人口150人(2020年統計)の諸島内で一番小さな町があります。
この島には泉があるので水が確保できる事から古くから漁船、捕鯨船、毛皮漁師、交易船、海賊船などが立ち寄ったり一時滞在した歴史があり、20世紀初期には国内の製塩業者の事業移民や欧州からの最初の移民もありました。ハイランドには海賊が作ったとされる当時の洞窟が残り、歴史と共に使いまわし利用されて、最後にはドイツから移民した家族の新居にも使われた史実がある観光スポットになっています。
過酷な自然に多くの移住希望者は失望して島を離れましたが、ドイツから最初に移住した家族はそのまま残り今では2代目のお嬢さんと3代目のお孫さんが経営するペンションが一軒あります。孤島の宿泊施設とは思えない清潔感のあるホテルで人工的な騒音は殆どない環境で過ごす時間はさながらロビンソンクルーソー気分の孤島体験ができます。海岸で繁殖しているウミイグアナは南部の特徴である赤みを帯びた体色で体も大きくて貫禄充分です。ガラパゴスペンギンの繁殖も確認されているので餌を探して泳ぐペンギンに出会うこともあります。
サンタ・クルス島から定期便のスピードボートでフロレアナ島に滞在が可能です。
ほぼ無人島に近い島の滞在ができるフロレアーナ島です
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スピードボート
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諸島内の移動はスピードボートが唯一の交通手段です。サンタ・クルス島を中心にイサベラ島、サン・クリストバル島、フロレアーナ島へスピードボートが定期便で運航しています。ボートは殆どが乗船定員16名以下と少ないので事前に予約をしておかないと積み残されることもよくあります。
各島の移動時間はおよそ2時間強で高出力のエンジンを2機から3機装備したスピードボートが大海原を疾走して行先の島を目指します。島々のホテルに泊まり歩くアイランドホッピングツアーでガラパゴスを楽しむ事ができます。
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